プレザングラン京都下鴨 この地に学び、この地と歩む ―施設長ご挨拶―

 プレザングラン京都下鴨の施設長を務めます太田智崇(おおた ともたか)と申します。
このたびは当施設のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 私は京都出身ではございませんが、この地にご縁をいただいてからというもの、千年の都が育んできた美意識や暮らしの流儀には、知るほどに深みがあり、学びたい想いが尽きません。

 この土地に敬意を持って、日々の気づきを積み重ねてまいります。
 

人生にふれる仕事としての介護 

 介護の現場に携わって八年。スタッフとして経験を重ね、副施設長を経て、大阪・神戸エリアの「プレザンメゾン」シリーズにて施設長を歴任し、このたび「プレザングラン京都下鴨」の施設長として新たな一歩を踏み出しました。
 現場に立ち続ける中で確信しているのは、介護とは単なるお手伝いではなく、ご入居者様の人生に寄り添い、“その方らしい時間”を支える営みであるということです。
 朝のひと言や、好きな器でいただくお茶のひととき――そうした何気ない瞬間に、その方らしさが表れます。小さな会話や気づきを通じて、「今日が昨日よりも少し心地よい」――そんな日々を紡ぐことこそ、私たちの役割だと感じています。

 

寄り添う姿勢を何よりも

 日常の合間にも、私たちができることは数多くあります。ご家族と交わされた語らいの記憶、アルバムの中の懐かしい一枚。そこには、その方が歩まれてきた人生の風景が静かに息づいています。
 記憶のひとつひとつに、そっと寄り添い、思い出とともに人生の歩みを静かにふり返る日々のなかで、ふと、“ああ、いい時間を重ねてきたな”と感じていただける――そんな時間をご一緒に育んでいけたら。と、心から願っております。
 また、スタッフにとっても心地よい職場であることを大切にしています。笑顔があふれ、仲間どうしが信頼を寄せ合える環境には、心からの安心感が宿ります。それはご入居者様にとっても、穏やかで心豊かな日々につながっていくと考えています。

 

人に恵まれ、今日があります

 これまでの人生を振り返ると、私は常に人に支えられてきました。家族、仲間、そしてご利用者様――すべての出会いが、今の私を形づくっています。「明るいね」とよく言われますが、それも周囲の方々のおかげだと心から思っています。

 

共に重ねる時間のなかで

 プレザングラン京都下鴨は、ただの住まいではなく、ご入居者様お一人おひとりの人生が続いていく場所です。
 四季とともに心を潤し、人生をさらに彩る場所となるよう、スタッフ一同、誠実に向き合ってまいります。

 どうぞこれから、よろしくお願いいたします。

 

プレザングラン京都下鴨
施設長 太田 智崇

 

 

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