プレザングラン京都下鴨 感動を紡ぐ、空間というおもてなし
ご入居者様が毎日を心地よくお過ごしいただける住まいを形にするために——。
プレザングラン京都下鴨の建築を統括する橋本と、空間デザインを担う三好が、住まいづくりに寄せる想いと、その背景に息づくホスピタリティについてお話しします。
施設の特徴や大切にしている価値観が、これからの暮らしをお考えになる際の一助となりましたら幸いです。
(右)株式会社ケア21 施設プラン課 課長 三好
橋本:
昔の介護施設って、手すりがたくさん付いていたり、巾木が高めに設定されていたりと、安全のための工夫が随所にありましたよね。
もちろん設備そのものは欠かせませんが、視覚的に強く出ると“施設っぽさ”が先に立ってしまい、ご自宅のような自然さを感じにくくなる部分がありました。
私たちは“住まいとして自然に感じられる空間”であることも同じくらい大事だと考えています。特に住宅型では、生活の場としての心地よさを重視して、ケア21の有料老人ホーム仕様書に沿って安全・安心への配慮をしながら、日常の暮らしに自然と馴染む空間になるように、今回の施設づくりを進めています。
風景を空間と技術が重ねる想い日常に取り込む設計
空間設計の初期段階から、建築を担う部門、空間デザインを手がける部門、そしてご入居者様の暮らしをお支えする施設長・運営部署が、ひとつのチームとして施設づくりに臨んでいます。
橋本:
検討の場では、手すりや呼出ボタンといった細部に至るまで、各設備の実物大のパネルを作って、シミュレーションを重ねます。実際のご入居者様・介助者の動作をひとつひとつ想定しながら、「この高さの方が、自然に手が届く」「この位置なら呼出ボタンが押しやすい」と、安全面や使い心地について、現場に即した意見が交わされます。
図面だけでは『使い心地』はわからないですからね。
ご入居者様、介助者の心地よさを、何よりも優先しています。
Q.各門担当者で、意見がぶつかることはないのでしょうか?
三好:
めちゃくちゃあります(笑)。
デザインと機能の融合は意見がぶつかることも多いですが、空間の質の高さもホスピタリティの一部だと私は考えています。
空間の豊かさは私たちが担い、サービスの機能を一体化させることで最高のおもてなしを形にしていきたいと考えています。
橋本:
様々な部門が、お互いの視点でご入居者様のことを想って意見を交わすので。
それが融合されて、よりよい住まいができあがるんじゃないかな。
すべての空間に「感動」を散りばめる
~エントランスは“感動”の始まりの場所から~
Q.プレザングラン京都下鴨を象徴する「エントランス」へのこだわりと想いは?
橋本:
当施設でお住まいになる方にふさわしい上質な空間をつくるために、他の事業者さんの施設も含めて、いろいろな場所を見て回ったんです。
どの施設でも、エントランスからその施設らしさがしっかり伝わってきたのが印象的でした。
だからこそ当施設では、ご入居者様をはじめ、施設にお越しくださった皆様が、施設に入った瞬間に心をつかまれるような感動をエントランスからお届けしたいなと。
今回設計をお願いしているIAO竹田設計さんは“魅せ方”において、非常に長けていらっしゃいます。どうすれば感動していただけるかを、ああでもない、こうでもないと一緒に試行錯誤してくれています。
三好:
やっぱり第一印象は大事なんですよね。エントランスは、入った瞬間に「ここいいな」と感じていただけるようにデザインしています。
~光の取り込みにこだわった、地下レストランフロアの設計~
三好:
エントランスに始まり、レストラン、そして談話室からの眺望と、空間のつながりの中で自然と感動を覚えていただけるように設計しています。
地下にあるレストランは、地下から1階へと抜ける二層吹き抜けの構造にしています。
1階には南向きの窓があり、そこから差し込む光が地下まで届くように設計しています。
こうした設えは、ケア21の施設ではこれまで採用してこなかったもので、今回が初めての試みになります。
また、レストランフロアの家具も、エリアごとに配置を変えて変化を持たせています。
背もたれてゆったり掛けられる椅子や、カフェチェアなど、いくつかタイプをご用意していますので、その日の気分やお身体の状態に合わせてお選びいただければと思っています。
レストランフロアに隣接する形で、個室レストランをご用意しています。
個室レストランには坪庭もついており、大切な人と、パーソナルな空間で、ご自身らしくお過ごしいただけるようにしています。
~景色とともに過ごす、談話室での時間~
三好:
談話室からの眺望でも、きっと感動していただけると思います。
談話室というと、一般的にはコミュニケーションがとりやすい家具配置が多いのですが、今回は“景色を楽しんでいただくこと”を主軸にデザインしました。
窓に向かってパーソナルなコーヒーテーブルを置いたり、ソファ席を設けたりと、いくつかのスタイルをご用意しています。
もちろん談話室としての機能も備えていますので、使い方やご気分、人数、シーンに合わせて、様々に過ごしていただける空間になっています。
大切な人と“気兼ねなく過ごせる空間”へのこだわり

三好:
プレザングラン京都下鴨では、ご入居者様が大切な方と落ち着いて過ごせる“場所”を、とても大事にしています。
他の介護施設のお話を伺う中で、ご家族やご友人が訪れても、ゆっくり話ができる場所が限られていることがあると耳にすることがありまして、空間づくりの参考にさせてもらいました。
当施設では、エントランスのカフェでお茶を楽しんでいただくこともできますし、個室のレストランや談話室でも、ご家族やご友人など、大切な方とゆったり過ごしていただけます。
お越しいただいた時間が、少しでも穏やかで温かいひとときになれば嬉しいなと思っています。
お一人おひとりにとっての“かけがえのない時間”に寄り添い続ける。 当施設には、その揺るぎない信念が、ケア21のホスピタリティとして空間の隅々まで息づいています。
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