たのしい家杉並高井戸 出会いを大切に、

こんにちは!たのしい家杉並高井戸です!
今、施設では、大学の教職課程のカリキュラムに取り入れられている介護体験の実習に協力させて頂いています。
ほぼ毎週、5日間の日程で4,5名の学生さんが来られます。
正直なところ、受け入れスタッフとしては”面倒くさいな”という気持ちがありました。
ところが、いざ始まってみると、学生さんたちの努力のおかげもありまして、利用者さん達、概ね笑顔で迎えてくれました。
【ところが】という表現を使ったのは、認知症の方は特に見知らぬ人間には警戒心をもたれる事が多いものです。
勿論はじめはぎくしゃくした空気にもなるのですが、学生さん達の語りかけに、スタッフの心配をよそに意外とスムーズに応じられているんですね。
お話をはじめ、工作に取り組んだり、ゲームをしたり、学生の一人が持ってきてくれた楽器を介した交流が生まれたりと、貴重な出会いが生まれました。
夕方、彼らが引き上げる時は”もう帰っちゃうの!”と皆さん別れを惜しむほどでした。
次の日、『昨日の事、覚えれくれてなかった』とややショックを受けた学生さんもいましたが「それも個性」とここでの生活を伝える機会にもなりました。
慣れたころに終わってしまうのが残念なのですが、もうしばらく”新鮮な出会いの場”は続きます。