たのしい家三鷹牟礼 「その人らしく楽しむ」を、いつまでも。~世界アルツハイマーデーと敬老会~
焼きそばの香ばしい匂い。色とりどりのかき氷。ふわふわのわたあめ。そして、狙いを定めて挑戦する射的ゲーム。
この日、たのしい家三鷹牟礼は、いつもの施設から、ちょっと特別なお祭り会場に変わりました。
1階・2階合同で開催した敬老会。今回はご家族様にもお越しいただき、皆様お待ちかねのお祭りがスタートしました!
焼きそばに、おにぎり、かき氷にわたあめ。お好きなものを頬張りながら、ご家族と一緒に過ごす時間。あちらこちらで会話が弾み、笑顔が広がります。
そして、お祭りの目玉は射的ゲーム!
「やってみませんか?」とお声掛けすると、最初は「いいよー」と遠慮されていた方も、いざ挑戦してみると真剣そのもの。的に当たると、景品のお菓子を手ににっこり。ご家族と一緒に狙いを定める姿や、見事に命中して喜ばれる姿もありました。
普段の生活ではなかなか見られない表情。いつもと違う場所、いつもと違う顔ぶれ、そして大切なご家族と一緒に過ごすひととき。そんな小さな変化が、心を動かすきっかけになるのかもしれません。
私たちが大切にしているのは、食事や入浴などの日常生活を支えることだけではありません。笑うこと、楽しむこと、誰かと一緒に何かをすること。「今日は楽しかった」と思える一日を積み重ねていくことも、大切な暮らしの一部だと考えています。
実は、この日は「世界アルツハイマーデー」でもありました。
認知症への理解を深めるこの日に合わせ、施設内は啓発のシンボルカラーであるオレンジ色に飾りつけました。
認知症になったら、できないことが増えていく。施設に入ったら、これまでの楽しみも少なくなってしまう。
そんなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
けれど、この日の射的に真剣に取り組む姿や、ご家族と一緒に笑い合う姿を見ていると、改めて感じることがあります。
認知症があっても、楽しむ気持ちはある。大切な人と過ごす時間の価値も変わらない。
もちろん、楽しみ方は一人ひとり違います。にぎやかな場所が好きな方もいれば、静かに過ごすことを好まれる方もいます。すべての方が同じように参加できるわけではありません。だからこそ、その方の気持ちやペースを大切にしながら、それぞれに合った楽しみを見つけていきたいと考えています。
「施設に入ったら、どんな毎日になるのだろう」
ご入居を検討されているご本人やご家族には、さまざまな不安があると思います。
私たちがお届けしたいのは、ただ安心して暮らせる場所というだけではありません。おいしいものを食べて笑ったり、何かに夢中になったり、ご家族と一緒に思い出をつくったり。そんな、生きる喜びと楽しさが続いていく暮らしです。
これからも、たのしい家三鷹牟礼は、ご入居者様一人ひとりの「楽しい」「やってみたい」という気持ちを大切にしていきます。
ご参加いただいたご家族の皆様、ありがとうございました。
また皆様と一緒に、たくさんの笑顔に出会える日を楽しみにしています。